あなたの近所のゴミステーションは大丈夫?
不法投棄のごみ
近所のゴミステーションにルールを守らないごみが捨てられています。困った問題です。看板があっても、あまり役にたちません。町内の皆さんが当番制で清掃したり、分別しなおして自分の家のゴミ袋に入れて処理しています。最後は、クリーンセンターに電話して持っていってもらいます。何度か警察署に相談してもいます。
ところでゴミステーションの管理責任は、市や自治会ではなく利用者にあることをご存じですか?ゴミを回収して処分する責任は自治体(市町村)にありますが、回収に協力する義務が「土地又は建物の占有者」にあります。(廃棄物の処理及び清掃に関する法律第6条の二)ゴミステーションの管理、運営はこの協力の中に入っているという解釈です。「土地又は建物の占有者」つまり、町内に居住してゴミを捨てている人は、利用するゴミステーションで起こる事故やトラブルを解決する責任も負うことになります。このことは、四街道市環境部環境政策課にメールで問い合わせ、クリーンセンターからの返信で確認したことです。
幸いわが町内ではこれまで私の知る限りそのような事故やトラブルはありませんでしたが、この後無いとは断言できません。ルールを守らないゴミ出しをする住人の問題や、ゴミステーションのすぐそばの人が、ゴミのにおい等で不快な思いをする問題に加えて、事故やトラブルのリスクも新たに問題として浮かび上がっています。これに対しては、事故が起こらないように修理したり、地面にゴミかごを固定する等のことしかできない現状です。自治会としても、今後どのように取り組んでいくべきか思案中です。
また、ゴミステーションの管理に参加せずに、ゴミを捨てているだけの人も、当然「土地又は建物の占有者」ですから、同様の義務とリスクを負うべきです。そこで今回、第3町内会のゴミステーションを新設し修理するにあたり、町内にある集合住宅の管理会社を通して、費用をオーナー様から出していただくことになりました。快くご協力いただいた各集合住宅のオーナー様にお礼申し上げます。まだまだ問題は多くありますが、解決への第一歩と考えています。これからも、可能な限り取り組みを続けていくつもりですので、ご理解とご協力をよろしくお願いします。(文責:第3町内会長)